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2020/04/29 08:12

※2020年8月4日に加筆修正しました。



アパレル原価の話の続きです。


どのくらいの原価率が適正なのか?
という話、正解は「たくさんの適正がある」
ということになると考えています。


学生時代に飲食店でアルバイトをしていたので、
飲食メニューの原価率というのもおおよそ知っています。
今はその気さえあればだれでも知ることができますよね。


単純なのは飲み物で酒屋さん行って調べればおおよその
見当がつくはずです。例えばウーロン茶はめちゃくちゃ
原価が安いことは容易に分かります。


ではこれを300円で出している店は暴利なのでしょうか?
提供するサービス、場所、店の雰囲気というものを合わせて
価格というのは決まると思います。


だからこれを暴利ということは商売構造を考えない発言
だと言えます。(気持ちは分からなくもないですが)




話をアパレルに戻します。
20%の原価率は不適正なのか?
一概にそうは言えないという話を前回しました。

アパレルの商品原価について考えることVol.1


ただ、こうしたブランド価値の努力を積み重ねて
いないのであれば20%は適正とは言いがたいでしょう。
理由は単純です。


商売の経験のある方なら分かると思いますが、
基本的に80%が最終利益という物販商売は少ない
からです。(一部例外はありますが・・・)



アパレル原価が低くなる理由は主に2つ。
(1)中間で関わる会社が多い
(2)値引きしないと売れない(作りすぎ)
です。


これは感覚値ですが、
(1)は中小企業に多く、(2)は大手企業に多い
印象です。


ちなみに分かりやすく20%と言っていますが
現実的には30-40%の原価率の商品も普通にあります。
(1)は自分自身が当事者なのでそのことは実感します。


どちらも問題解決はできます。



ここからは持論です。
主に(1)の部分の問題解決に関係します。
つまり自分なりの適正価格というものの根拠を書きたいと思います。


結論から言います。

50%が一つの目安と考えています。


なぜか。



卸ができるギリギリのラインであり、
オンラインモール販売での損益を維持できる
ギリギリのラインであるからです。


昔小売店のオーナーさんにこう言われたことがあります。


「7掛け(定価の70%)で納品させてもらいたいという
作り手がいるが、小売店の家賃や人件費を分かっていない。
一方で6掛けで店運営できないのは店側の問題だ」

と。


その時はなるほどなーという程度の感想でしたが、
自分自身が経営の計数管理に携わると腹落ちします。
4掛け仕入れの店とアパレルの20%原価にする動機
って同じなんです。


自分が取るべきリスクを他人に押し付けているだけです。
4掛けで仕入れる店も原価20%で企画するアパレルも
同じなんです。自ら問題解決しようとしていない。


50%という原価率は6掛けで卸せば粗利益率16.7%。
ちょっときついですが卸以外もする前提であれば
可能な数字。卸が多いなら48%設定で企画すればいい。


もう一つのオンラインモールに関しては15%程度が
販売手数料関連がかかります。(Amazonや楽天)
これに、

運賃で5-10%
広告宣伝で5%
販促費・各種消耗品費で0-5%

販売手数料と合わせて50%から引くとだいたい残り20%ですね。


商材によって差があるでしょうし(バッグ類は運賃がかさむ)、
商品価格帯によっても差が出るでしょうが、5000-10000円レンジ
の商材であればおおよそ当たっているのではないでしょうか。


上記から50%で設定すると、各種販路で20%前後の利益
が残るということが分かります。だいぶざっくりとした試算
ではありますが、実感値としても近いと思います。


20%を残す理由ですが、これは他の経費の話になります。
ちょっとテーマが違うので結論だけ言うと、人件費・家賃・旅費交通費・卸の配送関連費用
で15-20%かかってしまうからです。(中小アパレルでの話)


本当は20%でもしんどい方なので、改善の余地があり、モール
減らして自社ECを増やしたり、アンテナショップを出して
直営店を試したりとやれることはあると思います。


きちんとした利益を出せる最終ラインが20%かなと。
(卸粗利20%弱、直販粗利50%)


だから50%の原価率が適正と中小企業の立場からは
思うわけです。全部ぴったりというわけにはいかないので
45-55%というレンジでOSOCUは企画しています。


たぶん、ブランドが置かれているステージや環境にも
左右されると思いますが、一つの参考にして頂ければ
幸いです。


販路がミックスしていると粗利で話をしにくいので、
経費の話はもっと深堀すべきかもしれません。

なのでまたどこかでできればと。
あんまりアパレルの話ではなくなるのですが。



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