廃棄されるもの・余剰になっているもので染める

廃棄されるもの・余剰になっているもので染める

2023年に入り、立て続けに農業分野で廃棄されるもの・余剰になっているもので染める実験をしています。

小さな実験も含めると3つ。

 

1)ミカン農園で発生する、剪定された枝や葉

 

2)クラフトビールブリュワリーで発生する、麦芽の搾りかす

 

3)トマト農園で発生する、規格外で市場に出ないトマト

 

 

1)2)は廃棄されるもの、3)は加工品に使われるようですがそれでも余ってしまうもの、とお聞きしています。

 

 

 ミカンの剪定チップで染料を作っているところ

 

 

 シャツやパンツを染め職人さんに染めてもらいました。

 

染まった色は薄い黄色。

実は最初皮で染めてみたのですが、枝や葉の方が色素が強く、染めるの

に向いていました。

 

麦芽かすは色抽出があまりできず、薄っすらとアイボリーくらい。

これはこれで行くのか、媒染や抽出方法を変えたり、麦芽を黒ビールのものにしたりと工夫するのか検討中。

 

トマトはこれから実験ですが、できそうな予感です。

 

どの作り手さんの話を聞いても、廃棄されるものが有効活用できることには前向きなリアクションを頂けます。

 

洗濯堅牢度など日常生活でどうなのかは、まだまだ未検証ですが、異業種の方々と広く取り組めるので、継続していきたい企画になりそうです。

 

 

 

 OSOCU

 

 

ブログに戻る