OSOCUについて
OSOCUとは
OSOCUは長く地域で受け継がれてきた技術や素材を、日常アイテムに落とし込む活動をしているブランドです。
織り(Ori)・染め(SOme)・括り(CUcuri)の文字を繋げてOSOCUと名付けました。伏線として毎シーズン追われるように新作を作るアパレルへのアンチテーゼとして、”おそく”作る(新作にこだわらず、良いものを磨きながら長く作る)という意味も込めています。
OSOCUのビジョン
OSOCUは「作り手と使い手が無理なく持続的に関われる社会の実現」をビジョンとして掲げています。
繋ぎ手としての役割はもちろんですが、自分たち自身が作り手や使い手になることも大事に考えています。
ファッションというよりは道具としての服に興味があり、日常生活に使ってもらえてこその服だという意識が強いです。
ものづくりで意識すること
大きくは5つを意識しています。- 職人への正当な対価を支払うこと
- 生産背景の透明性を確保すること
- 長く使えるものであること
- 日常生活への取り入れやすさ
- 過度な機能性は追及しない
職人あってのものづくりなので、無理のない生産は常に心掛けています。受託生産をしている時期もありましたが、OSOCU事業ではごく一部の例外を除いてやらないことにしました。
正当な対価は基準が難しいですが、自分たち自身も作り手になる場面を持つことで、少しずつ基準を磨いていければと考えています。
生活に必要十分な服を無理のない価格で。
作り手・繋ぎ手・使い手どこにも無理が生じない生じにくいものづくりをしたいと常々考えています。
展開商品
現在は私たちの地元である愛知県に長く続く素材や技法を活かしたアイテムが中心です。アパレルを中心としていますが、一般的なアパレルのようにシーズンごとに変わるわけではなく、小さな改良はしつつも定番的に作り続けています。
OSOCUの原点
日本にはユニークなものづくりがたくさんあります。特に伝統工芸に限らず、受け継がれてきているものは皆背景があり、文化としてのストーリーを持っています。
そうした文化を活かしてモノづくりできれば素敵だな、というシンプルな想いからスタートしました。そのため、ストーリーや生産背景の透明性は意識をしていますし、使い手の方にも知って欲しいという考えを持っています。
さらに2021年からは”服の地産地消”という方向性も取り入れ、ローカルを活かす服作りを心掛けています。OSOCU(オソク)はその名の通り、決して急ぎません。毎シーズン企画に追われるようなこともないです。
これからも一つ一つの価値を急がずにゆっくりと紡ぎつつ、これからも永く続く価値を創りたいと思います。
運営会社
企画・生産・運営は創業140年を越える、名古屋の企画製造卸の谷健株式会社が行っています。
https://tanikenltd.com/