揃着(そろいぎ)導入事例 Vol.3 VanwavesさんのIESAUNAシャツ

揃着(そろいぎ)導入事例 Vol.3 VanwavesさんのIESAUNAシャツ

2023年からリリースしている揃着(そろいぎ)。

OSOCUが持つ型紙を活かして、小規模でも導入できる働く人の服を作るサービスです。
地元の素材を使うことで地域循環も意識した働く服を提案致します。

そんな揃着(そろいぎ)の導入事例を経緯やインタビューを交えたブログ形式でご紹介していきます。

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今回ご紹介させて頂くのは、

千葉県にある株式会社Vanwavesさん。
IESAUNA(イエサウナ)という、おうちで本格サウナを楽しめるプロダクトを展開されています。



今回は初の県外事例。OSOCU事務所のご近所さんでもあるカフェDAWARYさんから繋がったご縁です。


DAWARYオーナーのタブチさんがOSOCUの話をしたところ、手拭いにも使われる知多木綿の柔らかさや吸水性、通気性に興味を持って頂きました。




加えて通常アパレルのように新作を出し続けるのではなく、良いと思うものを磨きつつ長く作り続けるやり方にも共感を頂き、今回の導入となりました。


「IESAUNA」のロゴを胸ポケットから半分ほど見えるこだわりの位置へ刺繍するカスタムも施しています。


オンラインでやり取りをしながら制作を進め、納品後にインタビューをさせて頂きました。

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清水「納品した黒染めシャツはいかがでしたか?黒と白のIESAUNAデザインテントサウナと、マッチしていると手前味噌ながら思っていました。」

深田さん「職人さんが染める名古屋黒紋付染の伝統の黒、上品でありとてもカッコ良いと思いました。サウナのある暮らしを提案するプロフェッショナルとしての心構えを凛としたイメージのある黒で表現できたと思います。」

清水「知多木綿の風合いや着心地はいかがでしたか?」

深田さん「私たちは、サウナという本来施設にあるイメージのものを日常の中に溶け込むように設計したいと考え、プロダクト構想をしてきました。知多木綿シャツも暮らしに寄り添うデザインかつ着た感覚も柔らかく、通じるものを感じます。我々が提供したい価値は、サウナを通して自分らしさに返れる場を作ること。目まぐるしく変化する時代だからこそ、ほっと一息つけるセーフティネットが必要だと思っています。」

清水「働く服(いわゆるユニフォーム)についてはどんな考えをお持ちでしたか?」

深田さん「会社の世界観を表現する道具であると考えています。私たちスタッフとお客さまとのコミュニケーションの時間は、ブランド体験の中でとても重要です。"IESAUNA"というプロダクトは、単なる家のサウナではなく、暮らしに新しいウェルビーイングな習慣をデザインするものとして提案していきたいと考えています。そんな我々の想いをお客さまへ伝える時に、視覚的情報は大きな意味を持ちます。同じビジョンを持ち、サウナのある素敵な暮らしを創っていく集団として意思表明ができると思います。」

清水「お話を聞いていて、自分自身のコンディションを整えることを大事にされていると思いましたが、服にもそのような要素があると言われます。どう思われますか?」

深田さん「その日の気分や身体の状態と相談して、服も選んでみると気持ちの良い服体験ができますね。服の素材や生産過程にも想いを馳せると、日によって新たな発見があって、自分の機嫌を整えるツールにもなりえます。サウナに入ってリセットすることと同様、自身のコンディション調整には非常に有効なスイッチだと思います。」

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会話の中に”日常””暮らし”というフレーズが自然と出てくるのがやはりOSOCUの考えと似ていると読み返していても感じます。

そして、「一人一人が人生のドライバーになる」というVanwaveさんのビジョンは旅好きの自分としてもとても魅力的。


IESAUNAというプロダクトを軸に自分らしさを大事にしている、彼らの活動に今後も注目していきたいです。



インタビュー・写真:OSOCU 清水
文:OSOCU 谷

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